特長
基準発熱体搭載、常に一定の温度を保ち周囲の温度に左右されません。
AIで高速・高精度測定
Ken-On VISIONは、AIが顔を捉えて顔認証と温度測定を同時に行います。人の額に焦点を当てた温度測定ができるため、より高精度な検出が可能です。また、正確な温度を計測するため常に自動校正しています。
また、マスクを着用したままで顔認証、体温計測が可能です。
設置から運用までがカンタン
Ken-On VISIONは、基準発熱体を内蔵している一体型なので、業者による設置工事や、難しい初期設定の煩わしさがありません。組立てカンタンで電源オンですぐに測定が可能です。
非接触・無人運用で安全
設置後は無人で測定できるので、計測スタッフの感染リスクを抑えることができます。高温者を検知した場合は、音声とタブレット画面で警告し管理者に知らせます。検温にかかる人員を削減することができ省人化が可能です。
同時多人数計測
同時に複数の顔を検出して測定することができます。
不特定多数の人々が行き交う空港、ショッピングモールやスタジアムなどの大規模施設には最適の装置です。プライバシー保護モードがあるので、個人情報に配慮しています。
検温以外の用途も
Ken-On VISIONの顔認証機能は、勤怠・出欠・入退室などの管理にも使用できます。未登録者の立ち入りを検知できます。タブレットはデジタルサイネージなどにも利用できます。
専用アプリ
Ken-On VISION専用開発のアプリケーションで運用します。アプリは専門的なアプリの学習の必要もなく、直観的なタッチパネル操作なので、どなたにも扱いやすいスマホライクなカンタン操作です。
高精度の仕組み
一般的なサーモカメラは撮影を続けていくと徐々に周囲の温度に影響されてしまい、正確な温度が測定できなくなってしまう欠点があります。
これを防ぐため、サーモカメラの視界に基準発熱体と呼ばれる物を別に設置する必要があります。この基準発熱体は常に一定の温度を保っており、周囲の温度に左右されません。サーモカメラはこの基準発熱体の温度をベースに体温を校正することで測定精度を保っています。
Ken-On VISIONは比較的大型の筐体ケースに収納されています。
これは体温測定用カメラが画像用カメラの発熱により測定誤差が大きくなる事を避けるためです。
Ken-On VISIONのAIカメラは対象者の顔を認識します。
したがって顔の額部分の測定ポイントをつねに正確に計測することができるのです。マスクを着用したままでも体温計測が可能です。
高精度を追求したデザイン
Ken-On VISIONの筐体デザインは体温測定用カメラの四角推が大きな特徴です。これは可能な限り体温測定対象人物からの赤外線のみを取り込むための工夫です。対象以外からの余計な赤外線を取り込まないためのデザインです。
基本的な操作は直観的操作ができるアプリデザインです。習熟の必要もなく、どなたでもすぐに使用できるGUIデザインです。
体温測定用カメラが、画像用カメラの発熱により測定誤差を起こさないようデザインされています。
設置例
学校・塾などの教育施設。スポーツ施設や図書館などの文教施設。
医療機関、介護施設など
オフィス、工場、商業施設
ネットワーク運用
Ken-On VISIONはWI-FI接続が可能です。ネットを介して遠隔で測定データの閲覧ができます。
事前に顔登録が可能です。登録した人の通行を認識し、体温チェックも同時にできます。登下校や出社退社などの通行記録管理と健康チェックが同時に行うことができ、感染症が反省した場合接触者の検証などに有効です。
サーバーを構築すればネットワーク管理が可能です。複数のKen-On Vision端末でのデータ共有や集計が可能です。データ連携し入退室などの一元管理が可能です。
商品紹介動画
製品仕様
タブレット仕様
項目 | 内容 |
---|---|
内部保存容量 | EMMC 16GB (最大128GB) |
画面サイズ | 15.6型 |
タッチ方式 | G+G静電容量式タッチパネル(同時に10タッチまで可能) |
HDMI出力 | 4K/1080P対応 |
スピーカー出力 | 左右ステレオ出力、8 R*3 W |
入出力端子 | USB 2.0×1 USB3.0x1 Type Cx1 RJ45LAN端子 HDMI |
電源 | DC12V 3A |
寸法 | 383*239*55.9mm |
温度測定カメラ仕様
項目 | 内容 |
---|---|
測定可能温度 | 32℃~42℃ |
測定精度 | ≤±0.5°C (測定可能温度は32°C~42°C,特定条件下で±0.3°C) |
温度校正 | 基準発熱体による自己校正 |
測定時間 | 約1秒 |
測定距離 | 3m以内,最適な測定距離は1~1.5m |
入出力端子
項目 | 内容 |
---|---|
外部入出力 | RJ45LAN端子、WI-FI、HDMI、USB |
動作温度 | 10~45℃,(最適測定温度 15~37°C) |
動作保証温度 | -20~60℃ |
動作保証湿度 | <90%(結露しないこと) |
顔認識 | 本体データベースに保存 |
顔認識モード | 顔全体の温度を測定し、データベースに保存された顔情報から個人を識別可能 |
認識距離 | 3m以内 |
認識角度 | 正面からが望ましい |
登録可能な顔の数 | 1万人分まで保存可能 |
各部名称
FAQ
- 屋外でも使用できますか?
- 直射日光の当たる屋外、風雨の降りかかる場所では使用できません。屋外で使用する場合はテント等の設置が必要です。
- 顔登録は何人まで可能ですか?
- 10,000人程度が目安です。
- 異常に高温な測定結果が出てしまう場合は?
- タッチパネルモニターの電源を一旦オフにして再起動する必要があります。再起動後、5分ほど待ってから温度測定を行います。
- 起動後に映像が表示されない場合などは?
- タッチパネルモニターを再起動する必要があります。再起動しても映像が表示されない場合は、タッチパネルモニターからKen-On VISIONカメラの接続ケーブルを抜き、タッチパネルモニターを再起動してください。
- 被検者の額が覆われている場合は測定できますか?
- 被検者は必ず額を露出している必要があります。
- 被検者はどれくらの距離まで計測できますか?
- 被検者は、本体から1m~1.5mほど離れてください。
- 正常に動作している時に体温が異常な人を発見した場合はどうすればよいですか?
- 本機は医療機器ではありません。関連する医療用温度測定機器で再計測する必要があります。
- 本体はどれくらいの期間稼働させることができますか?
- 週に1回、本体を再起動することをお勧めします。
- 本体が強制終了した場合はどうすればよいですか?
- 本体が自動的に再起動するのをお待ちください。1分以上経っても起動しない場合、再起動後「AI認証カメラ」アプリを起動してください。